フットサル日記 9/16

初心者ながらフットサルを月に2、3回程度のペースで会社の先輩方とプレーしている。プレーに余裕がないのはもちろん、スキルもなし、おまけに体力もないとダメ三拍子揃っているが、周りも同じく初心者が多いため、切磋琢磨しながら楽しめている。今日も1時間、いい汗を流せた。



自分の欠点は把握している。まずパスミスが多い。ボールを持ったら縦を狙いすぎる傾向にある。そのため相手に読まれ、カウンターをくらって失点する場面が多い。まずは落ち着いてキープ、それから余裕のある味方にパスを出せばいい。もしスペースを見つけたら味方選手を走らせればいい。もし僕がどんな展開であろうとどんな狭いスペースであろうと見事なパスを出せる選手であれば、AKIRAを見て作画を絶賛するような人間にはなっていないと思われる。

次に守備時の対応。フットサルでは相手選手がパスを出した際、ボールを追ってパスを出された相手についていくのではなく、パスを出した相手についていかなければならない。フィールドプレイヤーが4人しかいないため、パスを出した選手から目を離すとその時点で一人フリーにしてしまうも同然だからだ(と、先日読んだ教本に書いてあった)。したがって、手段としてはパスを出させないように相手に一瞬で寄せるか、またはパスを出させても第二、第三のパスを防ぐようにするしかない。前者は鋭い読みと体力が相当にないと難しいので、現実的には後者が選択される。しかし気が付くとボールを駄犬のように追っている自分がいる。後から見返すと恥ずかしい限りだ。こうして相手選手をフリーにして失点する場面に何度も遭遇している。チームの皆様大変申し訳ございません。

ただ、今日の試合ではポジティブな点もあった。上記の反省点を意識してミニゲームに臨んだ結果、失点とパスミス率がかなり減った。得点につながったパスも数本あり、アシストも決めた。また、自己採点で99点の縦パスを1本通せた。縦への速さがある味方選手が上がろうとするのが見えたので、相手選手2人の間を通して決めたスルーパスだった。相手ゴレイロ(サッカーでいうとゴールキーパーのこと)が上がっていたためゴールはがら空き、あとは決めるだけという、いわゆるプレゼントパスを出したのだが、それならなぜ自己採点が99点なのかといえば、その味方選手がポストに当てて外したためである。ただ普通に蹴ってくれれば良かったのだが、なぜか力んだらしく、僕のアシストは幻と消えた。

来週は社内対抗戦が待っている。大半が初心者のチーム構成に経験者が1、2人集まるような、レベルとしては丁度いい大会である。そこで何かしら結果が出せれば、またさらにフットサルが楽しめると思う。アシストにつながる縦パスが出せれば最高だが、まずはそのプレーを封印、欲を出さずパスのつなぎに努めたい。

<追記>

社内対抗戦当日に台風が関東に上陸、大暴れしたため当然対抗戦は中止となった。お天道様は何か僕に恨みでもあるのだろうか…